あおのユートピア

熱しやすく冷めやすいコスメオタクの雑記ブログ

【BTS】CrystalSnowの歌詞をかんがえる

 

 

 

 

こんばんは...

 

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突然ですが、私は新しい曲を聴く時まず最初に音楽だけ(耳だけ)で聴いて、次に歌詞カードなどで歌詞をメッチャ見ながら聴きます。それが決まりです。

だって歌詞って面白いですよね。

書いた人の願望とか経験とか思想とか全部音に乗せて歌われてるわけで...結局その曲は作詞した人のきもちが全部反映されているわけで。

 

 

防弾少年団が、去年のおわりに『Crystal Snow』という日本オリジナル曲をリリースしました。ウィンターソングということで、キラキラしたすこしひんやりした、個人的には大好きなタイプの曲なのですが(もともとクリスマスソング年中聴くわたし)。

 

youtu.be

 

歌詞をながいこと眺めてたんですよ、そしたら面白くなってきてね。

petitlyrics.com

 

 

雪が積もるように何を考えるのか

 

最初の歌詞の部分、ジョングクが

雪積もるように 確かめてるよ

君がくれたもの 生きてく勇気

って歌いますよね。 

 

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ジョングクは冬が似合う。白も黒も似合う。

 

まあそれは置いといて...。そのパートですよ、歌詞。

よく考えてみると、文節の区切りはどこなのか???

 

  • ”雪”が積もるように、という願いを込めて家の中から外を見て積もりそうか確認しているのか
  • 「生きていく勇気」という”君”がくれたものを、まるで『雪が積もるように』確かめているのか

 

この二つです。

たとえば前者の方の区切りで考えると、

 

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こんなイメージで、ジョングク(というかこの曲の主人公)が家の中にいて外見て「積もりますように」って願いながら確認してるかんじ。これにより、ジョングクは雪が好きであると仮定できる。

 

でもこうなると、そのあとの『君がくれたもの 生きてく勇気』というところと完全に分離される。つながらない。歌詞を書く人は、なんの感情もなく意味合いもなく書くはずがないと私は思っているので意味がつながっていると考えています。

 

分離していても、例えば雪が積もるだろうか?と外を眺めながら同時に”君”のことを思い出し、「”君”がくれたものは、生きていく勇気だったなぁ」と昔を思い出しているのか、それともしみじみと”君”がくれたものを再確認しているのか。

 

 

しかし、後者で考えると比喩表現として『雪が積もる』という情景を用いている可能性が考えられる。ジョングクが、まるで雪が積もるように「”君”がくれた生きていく勇気というものを確かめている」ということである。これはかなり難解な比喩表現である。雪が積もると言えば「しんしん」という日本語があるけれど、まさにそんなイメージが私の中にあった。

雪が降っているのは、雨が降るのと違って音がしない。まさに「しんしん」だ。そのかんじ。”君”がくれた「生きていく勇気」という半ば抽象的なものを「静かで、雪がしんしんと降って積もっていく様」のような感情・こころで感じている。

 

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こんなイメージかな。それはそれで面白いと思った。私が最初にクリスタルスノーを聴いた時は、後者だろうか?という気持ちが強かった。だけど、そのあとの歌詞を聴いていくと、もしかしたら前者かもと思えてきた。「生きていく勇気」ってものは、目に見えるものではないしすごく抽象的で漠然としている。それを「雪が積もる」という目に見える情景に例えることはできるだろうか?と。

 

 

この不確か状態

ここでホソクさんのパートだ。ここは文節とは関係がないけど、好きな歌詞なので書かせてね。

あらゆる時間 越えて出逢ったんだ

それで How do we do? 果たせる?

この不確か状態 Love

 

ここでいう「あらゆる時間」とは何なのか?長い時間でもなく、長い日々でもなく「時間」。しかも”あらゆる”というこれまた抽象的な表現で修飾しているので、想像しがいがある。このパートを聴くと、なんだかものすごく壮大な、なが~~~~~い時代の流れのようなものを感じるのですが...

すんごい不確かで、ぐらついていて、禁じられているような、そんなラブのことを指しているような気がするんだなぁ。

しかも”How do we do?”って、どうしたらいいか?というのを英語にしてるのはただゴロが良いからという理由ではない気もする。そのあとに続く「果たせる?」という言葉。余計に先ほど言ったような、すごく壮大なイメージが繋がる...。

 

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この「不確か」な愛(Love)を果たせるか?って”君”もしくは自分自身に問いかけてるわけで。相当不安なんですよね、この主人公は。

多分そのくらい簡単ではなくて、許されないような愛かもしれないし、ただ心配しがちな性格の主人公なのかもしれないけど。

 

 

思ったよりも世界は早いらしい

ここのパート。これはもう、テヒョンくんに歌わせたのだれ~~~~~~~!!!!!出てきて~~~!!!握手したいし、ありがとうございますって言いたいもん。

テヒョンくんてさ、どこか宇宙から来た男の子みたいなイメージがあって、それもまたよくわからない星からきた王子様みたいな?このイメージが結構いろんな人に共通してるかんじするんですよね。地球にはじめてきたよ、みたいな。まさにそんなイメージなんですよテヒョンくんって。

 

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だから、そんなテヒョンくんにこの

思ったより 世界は早くて

How we gonna change it?

We don't know yet

でもきっと... 

 歌詞を用意したことに拍手!!!なぜかって???

テヒョンくんが「思ったよりも世界が早い」ってことは、テヒョンくんは「世界」という大きな星がもっと遅く、時間がゆっくりと進むものだと思い込んでいた。だけど、いざ来てみると「思ったよりめっちゃ早いじゃん!」ってなるわけですよ。

は~~~~。完璧か...

しかも”How we gonna change it?”って。聴いてるんですよ、”君”に!

どうやって変えるのかな?って...

つまり前との流れで考えると、主人公は”君”に「思ったよりも世界は時間が進むのが早いんだけど、どうやって変えられるの?でも僕たちにはまだ分からないよね。だけど...」みたいなかんじ。

だけど、ってのは「きっと」を言い換えたんだけど、きっとの後に「...」があることがやけに意味深だ。きっとっていう言葉は、希望があるときに使うことが多い気がするから、多分いい方法を見つけたんだと思う。進むのが早いこの「世界」を変えるか、もしくは乗り越える術みたいなものを。

 

 

 

すり抜けていく”君”

ジミンちゃん、ジンくん、ジョングク、テヒョンくんのパート。

君を抱き締めたい 消えてしまう前に もう一度

Ah どこまでも 舞い上がるCrystal

ねぇ何もいらないから もう少しだけ感じてたい

Can I touch your heart?

触れたくても すり抜けてく

Oh Someday... Someday...

 

主人公は”君”を抱き締めたいらしいけど、どうやらその”君”は消えてしまうらしい。ここでリンクするのは、タイトルである「クリスタルスノー」は”君”の例えであり、”君”もまた雪の例えであるということ。雪は溶けるものだから、その儚さとリンクさせてるんだね~~~さらに真実味増してきたゾ~~~!かなわぬ恋的な。

 

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「どこまでも舞い上がる」っていうのはなんだか引っかかるな。だって、雪は落ちるじゃないですか、下に降りますよね。だけど「舞い上がる」って言ってるの、ここではクリスタルのことを。舞い上がるって、つかもうとしても掴めないみたいな感じしませんか。ふわっみたいな。

消えそうで、しかも掴めない、けど美しいというかんじ。

 

そして。”Can I touch your heart?"という...

ハートに触れられない、というのはその”君”がすごく冷たいような、やっぱり遠くにいて届かない相手というようなイメージを強める。

ハートはあたたかいイメージがあるし、そういう意味をふまえるとこの英語パートは雪のように冷たい、簡単に心を知ることができないような、そんな”君”を連想させる。

 

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『触れたくてもすり抜けていく』っていう表現もなんとも不思議。すり抜ける、ってただ触れられないわけじゃなくて、そこに「いない」みたいな。

わかり易くいうと、偶像でもしくは幽霊のような、そんなイメージさえ考えられる。

でも、”Someday”って言ってるくらいだから、相当遠い人か、高嶺の花のような君なのか、もしくはもう亡くなってしまった君なのか。

 

 

報われないStoryはムリ

ここでちょっと飛んでシュガさんのパートだ。

曖昧な形ばかり Crystal Snow

報われない Story なんてもうムリ

Eh この手で変えてみせるのに

ほ~~~~~~。やっぱり報われないのかあ。

クリスタルスノーのことを、「曖昧な形ばかり」と言っている。これは...

雪の結晶のように形がそれぞれ曖昧で、同じ大きさでもないことから、”君”はいつも姿を変えて、いつも違った様子でいる、ことを連想させる。

なるほどね。面白い。やっぱり”君”を雪に例えてるね。

 

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しかし!

「報われないストーリー」は、『もうムリ』らしい。

かなりの決意というか、踏ん切りが主人公の中でついたよう。ていうか、このパートをシュガさんが言ってるのがいいわ。リアリティある。

しかも

『この手で変えてみせるのに』っていう、とんでもない自信がこの歌詞の中に込められている。「この手で変えてみせる」ならうん、ってなるんだけど、「みせるのに」って言われるとおおってなるよね。かなりやる気と自信があるみたい。

ってことは報われないストーリーからはもうサヨナラできるのか???

 

 

願う程にやはり届かないらしい

君を守りたくて 涙に変わる前に もう一度

願う程に 届かない Crystal

100年先になっても 次の一歩は君とがいい

Can I be your one?

星ひとつない雪の夜空

Oh Someday... Someday...

 

ここで気になるのは「もう一度」ってところ。

ってことは...主人公は”君”を守ったことが一度はあるってことね。涙に変わる前、というのは...”君”がつらいとき涙を流すその前に主人公の僕が君を守れるのに!というかんじ??でも、やっぱり願う程に届かないみたい。

願えば願う程届かないLoveって一体なんだろう??やっぱり禁じられた愛か、もしくはもうこの世界にいない”君”のことという説が濃厚になってくる。

 

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ジョングクの「100年先になっても 次の一歩は君とが良い」っていうの、さっきのシュガさんよりも半端ない勇気と自信を感じる。すごい愛情だな...現実的に考えると、100年先なんて生きているか分からないわけで...それでも”次の一歩”は君とが良いって言いきってる。すごい。愛情がすごい。

 

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『星ひとつない雪の夜空』は切ない~~~!

一見、きれいな情景が浮かびそうになるけど、けっこうダークな表現じゃないこれ?星はキラキラしてるものだから、そんな星が「ひとつもない」夜空って。かなり暗いよねたぶん。星っていうのは、きっと主人公のハッピーな気持ちなはず。だけど、その星がひとつもない雪の夜空って寒くて冷たい。ってことは、君へはやっぱり遠くて届かないんだろうね。

 

 

僕らを彩る絵の具とは

ここでナムさんのパート!

もう二人は遥か遠い

一つのはずなのに

今では僕らを彩る絵の具など

選べやしない黒い息も

深い君の白い霧も

 

 待てよ??「もう二人は遥か遠い」だって?

もう二人って言ってるから...二人は一緒になったの?それとも「もう」二人の距離はすごく離れていてお互いが「遥か遠い」ってこと?

多分後者だろう。

今ではってことは昔とは違って、もう今は、「僕と君を彩っている絵の具なんて選べない」ってこと。この歌詞は良い。すごく深いよ。

 

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僕と君の関係を色で表現しようとしたとき、それを表現できるような絵の具の色さえもない。「なんてもうない」って言った方が伝わるかも。

しかも彩る絵の具”など”って言ってる。など!などって付けると一気に、「絵の具なんてそんなものではもう彩ることのできないほど遠い」ってことが強まるよね。面白いしセンスのある表現だと思う。

 

黒い息は僕

白い霧は君

 

ここの解釈は難しすぎるのでは。黒い息はもしかしたら、君のため息かもしれない。なんで白い霧にしたんだろう?霧も掴めない感じのイメージとリンクするよね。

 

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でも、なんとな~くナムさんが好きそうな言葉選びだなあ。黒と白って反対の色じゃないですか?黒白つける、とか言葉にもよく使われるし。それを表現として持ち出すのは素敵。しかも「息」と「霧」を黒と白で表現してるのははんとも掴みがたい...

 

 

光るし水になろうとする君

つづいて同じくナムさんのパートつづき

真っ白なその中で

君が僕を通り過ぎ 水になろうと胸でまだ流れてる(奏でてる)

輝くもの全てに映る

光る君を見つめてる

待ってるさまたどこでも

会いたい嘘でも 握ってこの手を

 

どうやら”君”は水になりたいみたい。どういうこと???流れるもの?

 

あ。わかった!〜なろうと、っていう言い方は"なりたい"って意味じゃなくて、"なってしまおうとも"みないな意味合いかな??それだ。

雪が溶けたら水になるから。

 

水って流れるとき音がしますよね。

 

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つまり、雪が溶けて水になった”君”。もう掴むこともできなくて、形もないような流れる水になってしまってずっと流れてる。主人公のこころのなかを流れていて、その水の音がまるでメロディのように奏でられている。

という解釈をしたよ私は。面白い~~!!!

 

次。輝くものすべてに映る、光る君。

これは、たとえば周りにあふれているキラキラしてるものイルミネーションとかキャンドルの炎とか、とにかく輝いてるもの。そういうものを見ると、その全てに”君”が映る。連想されるってことかな。思い出すって言った方がわかりやすいかも。

 

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しかも”君”をまだ待ってる僕(主人公)。

「会いたい」っていう気持ちがすごいらしい。だって、「嘘でもいいから手を握って」って言ってる!そんなこと言えないでしょ!切なすぎじゃん!

 

 

信じてほしいってさ

最後らへんにかけて...

ねぇ言葉足りないけど ありのままでも伝えるから

Can I touch your heart?

信じてほしい 迎えに行くよ

Someday... Someday...

 

ラストスパートにかけて希望みえてきた~~~~~~!!!!!!!!

ジェイホーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーープ!

 

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最終的に主人公は「ありのままの僕」で”君”に伝えに行く決心がついたようです。すごい!!おめでとう!!しかも、『信じてほしい』って、まるでプロポーズのような意志ある強い言葉が!!!

 

しかし!

 

迎えに行くのもサムデイらしい...

最後まで報われないストーリーじゃん!!!!

もうムリ!!!!

 

 

 

 

―おわり―